3誌中で最も大きく減らしたのがピチレモン。直前の1〜3月期と比べて1万部の下落。さらには、上のグラフからもわかるように、2010年からの1年半で、15万あったのが12万5千まで下がっており、合計すると2万以上の減ということになります。最初に書いたように、今回で初めて『ニコ☆プチ』に抜かされてしまいました。
原因としては、去年、前田希美ちゃん＆黒田瑞貴ちゃんというダブルエースが卒業したことがあげられますが、では、このままピチレは減り続けるのでしょうか？ そんなことはありません。編集部も対策を打ってきています。
それが有名モデル補強であり、2010年には元天てれから重本ことりちゃん＆藤井千帆ちゃん。2011年は、SUPER☆GiRLSの前島亜美ちゃんや東宝シンデレラの上白石萌歌ちゃん、元ニコプチの人気モデル関紫優ちゃんなどなど、続々とオーディション外（千帆ちゃんは除く）で加入させています。
また、もう1つ大きな要因が、オーディション制度の改革。これまで、一般応募からピチモオーディションに受かった場合、所属することになる事務所はタンバリンに決まっていました。ですが、今年のオーデからは、タンバリン強制がなくなりました。そして、その第1号として、さっそく一般応募からの合格者である中山咲月ちゃんが、テンカラットに所属したことにより、ピチモオーディションの価値が、より高まったといえます。
以上の要因から、少なくとも、部数減は止まるのではないか、さらには、若干の部数アップまで見込めるのではないかと予想しますが、さてどうでしょう。
