薔薇の迷夢

ピチレモンについて書かれた日記

まとめ

以上見てきたように、確実に05年の春を境にピチモの起用方針が変化しました。それは、「準グランプリの扱い」と「表紙」に顕著なのは、書いてきたとおりです。で、この変化の原因は編集長の交代による編集方針の変化に求めることができそうです。

新しいピチレモンの下、確かに、それまでは「その他大勢」でしかなかった準グランプリの子に、より多くの活躍の機会が与えられるのは、いいことだと思います。いつも同じメンバーの入れ替えで回していた表紙にも、準グランプリや外部の子が気軽に出られるようになるのもいいことだと思います。

しかし、新しい起用法でチャンスが広がる一方、妙な「偏向」「趣味に走りすぎる」という点が気にならないでもありません。読者が納得できない点が多々有ります。例えば、明音ちゃん一辺倒の誌面、今年夏に行われた大量のリストラ、姑息な定価のゴマカシ(値上げの既成事実化)などなど。

今後、こういった疑問点が解消されていくのか、まあ、解消されないとしてもしばらくは私自身ファンであり続けると思いますが、それでも、露骨なヒイキなどなるべくせず、ある程度公正・透明にやって欲しいです。なにしろ、ジュニアファッション誌最多発行部数を誇るピチレモンですので、王道を歩んでいって欲しいと思います。