薔薇の迷夢

ピチレモンについて書かれた日記

オーデ

まずは、ピチモオーディションについて。白井新編集長になってから行われたオーデは、第13回(05年後期)と第14回(06年合同)の2回です。よって、これと同様に篠田氏が編集長として関わった第11回(04年後期)、第12回(05年前期)の2回を取り上げ、それぞれの合格者を比較していきます。

 ●11回            ●12回   
 藤澤ひかり(FMG・160)  大山桃子(レギュラー番組・157)
 高野瞳  (無所属・161)  八鍬里美(Pネットモデル・150)
 田中美月 (無所属・153)  愛須春伽(Pネットモデル・163)
 松前吏紗 (養成所・158) 
     
 ●13回            ●14回              
 太田彩央里 (無所属・157) 田中彩友美 (ハカタ・154)
 貝森亜理沙 (無所属・147) 黒田瑞貴  (無所属・162)
 吹田祐実  (無所属・157) 前田希美  (無所属・158)
 松井さやか (ミスト・152)

それぞれ7人の合格者がいますが、特徴的な点は「お仕事経験」と「身長」。以下、この点に絞って篠田時代と白井時代の傾向を考えます。


(1)経歴
まず「経歴」に関して。篠田時代は、芸能事務所に所属する”プロ”であるひかりちゃん、さらには合格当時既にレギュラー番組を持ち芸能活動をしている桃ちゃんがそれぞれグランプリ。かつ、某ダンススクールに通う吏紗ちゃん、さらには、当時ペンティーズネットモデルをやっていた春伽ちゃんに里美ちゃんが準グランプリ。純粋な「読者出身」は、瞳ちゃんと美月ちゃんの2人だけのようです。

対する現白井体制下ではどうでしょう。彩友美ちゃんとさやかちゃんこそ「現役のプロ」ですが、それ以外の5人は「一般」からの応募だったと思われます。


(2)身長
次は身長に関して。篠田時代に160cmを超える子が3名いるのに対し、白井時代には瑞貴ちゃんだけの1名。150cm台前半も前者が2人に対し、後者は3人。明らかに、白井体制下において、ピチモは「小っちゃくなっている」といえます。これは、白井氏が様々な場で発表している持論の「ピチモは親しみやすさ・協調性重視」とも深く関わっていると思われます。


(3)傾向比較
もちろんオーデは、多くの審査員による合議であり(かつ篠田時代に白井氏は副編として審査員を務めている)、編集長ひとりの意向が絶対というわけではないでしょうが、それでもある程度の影響力は考えられます。よって、オーデの基準に関しては「プロ・長身モデルタイプ・即戦力重視」の篠田編集長時代。「素人・ちっちゃく可愛らしい子・将来性重視」の白井氏といったことが言えそうです。