薔薇の迷夢

ピチレモンについて書かれた日記

ピチモオーディションの流れと合格数予想

GYOPI2012-03-04

■第20回ピチモオーディション
先月末日をもって今年のピチモオーディションの応募が締め切られました。現在は、編集部による第1次審査の真っ最中ということになります。

では、今後のオーデの流れはどうなるのでしょうか。合格者はいつごろ決まり、いつごろ発表されるのでしょうか。そして、最終的な新ピチモの発表はいつごろになるでしょうか。さらには、1次審査、2次審査、最終審査と、それぞれ何人くらいが合格するのでしょうか。

そこで今日の三月の転校生では、ピチレ本誌3月号14ページ掲載の「ピチモオーディション進行表」を詳しく解説した上で、過去のデータと管理人がこれまで得た独自情報やニコラの実例も加え、オーデのおおよその合格数まで予想してみます。

ピチモオーディションは、ここから新たなピチモが誕生するという、ピチレ最大の行事です。自分が読んでる雑誌のモデルさんが決定する過程を知る意味でも、実際に今回のピチモオーディションに応募した人はもちろん、オーデに応募してないピチ読の人も、ぜひ読んでみてください。




■2012年ピチモオーディションの進行




■進行解説
それでは、上の進行表を見ながら解説していきます。こんな感じに、ピチモオーディションに合格し、晴れて正式にピチレモン専属モデルになるまでのハードルは8つあるということになります。以下、そんな8段階を順番に見ていきましょう。

1)第1次審査
すでに応募が締め切られましたので、1次の書類審査はいつ始まってもおかしくない状態です。とはいえ、土日は編集部もお休みですので、週明けから本格的に審査スタートとなります。
2)第1次合格発表
書類審査の合格発表です。書類通過者にだけ、3月9日から14日までの6日間のうちに連絡があります。不合格者には一切連絡はありませんので、この期間に連絡が来なかった場合は、今回は落ちたということになります。
3)第2次審査
3月24日、東京にて簡単なカメラテストと面接が行われます。カメラテストは、最終審査で本格的なものが実施されますので、2次審査は、あくまでも本人の写真を撮ることが目的。写り具合、写真栄え、そしてもちろん応募写真との比較などが中心となります。一方の面接。こちらは、最終審査に面接がありませんので、しっかりした面接となります。ちなみに、実際の参加者からの情報によると、2010年が集団面接。2011年が個人面接ということで、毎年変わっていますが、今年はズバリ集団面接となります。何人かのグループで一斉に面接されることになります。
4)2次合格発表審査
2次審査後、1週間から10日程度で、2次審査の合格発表となります。2次審査以降は、合格者だけでなく、不合格者にもちゃんと連絡があります。
5)最終審査
4月14日、いよいよ最終審査となります。課題はカメラテスト。実際に、プロのヘアメイクさんにメイクしてもらい、ピチ撮でも使用するホンモノのスタジオにて、カメラテストを行います。1人につき、相当多くの枚数の写真が撮られることになります。ここで、今後プロのモデルとしてやっていけるか、その適正が判断されます。
6)最終合格発表
最終審査から1週間以内に、カメラテストを受けた全員に合否の連絡が来ます。ということは、遅くとも4月21日までに、最終合格者(新ピチモ)が決定するというわけです。
7)初ピチ撮&事務所契約
本人と保護者の了解のもと、編集部の推薦する芸能事務所と契約します。その後、早ければ初ピチ撮にも呼ばれることになります。
8)お披露目
6月1日発売、ピチレモン7月号の誌上に、第20回ピチモオーディション合格者として発表されます。同時に、「ピチレネット」ホームページ上に、最終審査の待ち時間に撮影する「自己紹介ムービー」も公開されます。




■合格数予想
最後に、1次、2次、最終審査別、合格者数の予想です。これまで、ピチモオーディションは、1次審査と最終審査の2段階審査でした。しかし今年から、新たに1次、2次、最終と3段階審査となります。となると、各審査段階における合格者はどうなるのでしょうか。さっそく、検討してみます。

まず、書類。これまで、基本的にピチモオーディションの1次書類審査合格者数は20人〜25人で安定していました。そして、最終審査で3人〜7人が合格したわけです。

で、今年は新たに、この間に2次審査が加わるわけです。すると当然、「1次の書類は多めに合格者数を出して、2次審査でふるいにかけ、ある程度絞り込んだ上で、最終審査につなぐ」という方針が想像できます。




■ニコラの場合
ここで、3段階審査を取っているニコラモデルオーディションの合格者数を見てみます。とりあえず過去3年分します。すると、書類を通った人数は、2009年が71人、2010年が54人、2011年が67人ということで、かなり多いように見えます。

このように、3段階審査の場合、書類に通った人を、2次で見定め、最終審査で本格的に審査するという形を取ることができるのです。書類でちょっと気になった子は、バンバン2次に呼んで、そこで実際に見定めることができるのです。その上で、ホントに才能のある子、モデル適正のある子を、最終審査に呼ぶのです。

こうして、ニコラのオーディションでは、1次の書類で50人以上合格させて、それを2次審査で本格的に絞り込んで、高いレベルの最終審査を実施しているというわけです。




■これまでのピチレの場合
一方、ピチモオーディションはどうでしょう。ピチレは2011年まで2段階審査でした。言うまでもなく、2段階審査の場合、書類に通ったら、次はもう最終審査ですので、そんなに多くの人を書類合格させることはできません。絞りに絞って、書類通過は毎回20人前後ということになっていました。つまり、ほぼ写真だけで、イキナリ20人に絞り込んでいたのです。




■ピチレも3段階制へ
それが、ついに今年から変更。新たに3段階審査となったことで、当然にピチレも、ニコラのように余裕を持って書類合格を出すことになります。そうしないと、わざわざ3段階審査にした意味がないからです。となると、確実に50人は書類を通ることになります。

とにかく多めに書類を通し、ちょっとでも光る子、気になる子を、東京に呼びます。で、そこから、2次3次と厳正&慎重に審査していくことができるようになるのです。

なお、ここで大きなポイントとして「交通費自己負担」があります。2次は、全員が交通費自己負担ですので、たとえ100人呼んでも200人呼んでも、編集部の出費になりません。こんなところも「書類合格50人以上」の根拠となります。




■まとめ
1次合格50人以上となれば、これまで20人前後だった1次合格の確率が倍増することになります。もちろん最終合格の人数が大きく変わることはありませんが、それでも、1次に受かる確率は、今年は確実にアップします。

で、1次に受かりさえすれば、2次、3次の面接&カメラテストでは、実際に目の前で審査員に見てもらえるわけですから、ホントにピチモになるべき子、ホントに魅力のある子は必ず最終合格します。

たしかに、今年から始まった「2次の交通自己負担」は、地方在住者やお金に余裕のない応募者を排除することにつながり、ハッキリいってかなり悪いルールです。しかしその一方で、同時に3段階審査になったことで、よりレベルの高いオーディションとなることも期待できます。

とにかく、2012年はオーディション制度大幅変更の最初の年。その結果がどんな風になるか、とりあえず見守りたいと思います。