薔薇の迷夢

ピチレモンについて書かれた日記

「専属モデル」と「読者モデル」の違い

■読者モデルとは?
「読者モデル」とは何でしょうか。一般的には、「ファッション誌において、専属のモデルではなく、一般読者として登場するモデル」と定義されます。具体的に「読者モデル」「読者モデル出身」といえば、時々ピチレにも登場する益若つばささんなどを思い浮かべ、いわゆる「芸能界への道」「人気タレントへの道」「女の子にとって憧れの存在」に見えるかもしれません。

ですが、この「読モ」。言葉は全く一緒でも、ピチレモンでいう「読者モデル」とは、その意味・位置づけが全く異なります。つまり、ピチレにおける「読者モデル」とは、一般に言う「読モ」とは、全然別の存在です。ということで、今日は、「ピチレモンの読者モデル」について考えてみます。




■ピチモとは?
まずは、「ピチモ(=専属モデル)」と「読者モデル」の違いについて説明します。なお、繰り返しますが、これはピチレモンに限っての話です。

ピチモとは、「ピチレモンのモデル」の略称です。毎年行われるピチモオーディションに合格してピチモになるケースと、すでに芸能事務所に所属している人が、ピチモオーディションを通さず、事務所経由で直接編集部に出向き、そこで面接を受けてピチモになる(=非オーデ)場合の、2つの道があるわけですが、詳しくはピチモになる方法を呼んでみてください。(⇒参考:「ピチモになる方法」)。

とにかく、「オーディション」と「非オーデ」、この2つの方法がピチモになることのできるパターンということになります。




ピチレモン専属モデルとは?
編集部は、ここ最近、特に数年前からピチモについて、「ピチレモン専属モデル」と呼称するようになりました。実際、『ピチレネット』の「ピチモプロフィール」ページのタイトルも「ピチレモン専属モデル」となっています。

つまり、「ピチモ」=「ピチレモンのモデル」=「ピチレモン専属モデル」ということです。そしてこれらは、全く同じ意味であるということです。




ピチレモン読者モデルとは?
では、「読者モデル」とは何でしょうか。ここでは、ピチレに限定した話であることを示す意味でも、正式名称としての「ピチレモン読者モデル」と表記していきます。

ピチレモン読者モデル」とは、一言で言うと「読者の代表」ということになります。専属モデルでも、プロのモデルでもない、単なる一般読者の身分のまま、読者を代表して、ときどきピチレ本誌の「スクールバック」「スクール小物」「座談会」「私服チェック」「制服着こなし」などなど様々なコーナーに、必要とされるとき、必要とされるだけ登場する、一般の読者さんのことです。

オーディションに受かったわけでも、事務所に所属してそこからお仕事として派遣されるわけでもなく、単純に読者として、ちょっとしたピチレの撮影・企画に携わるという制度です。

以下、「ピチモ(=専属モデル)」と「読者モデル」との違いを、一覧表にまとめてありますので、いろいろ比較しつつ解説していきます。



■専属モデルvs読者モデル

選考について
ピチモの場合は、もちろんピチモオーディションです。これは「ピチモオーディション予備校」で書いてきたとおり、めちゃくちゃ競争率の高い超難関のオーディションです。一方、読者モデルについては、簡単な書類審査のみ。毎月の本誌(今月号は76ページ)にある「読モ応募用紙」のデータと、一緒に送る「写真」だけから判断されます。
応募時期
年1回のオーディションなので、毎年2月号&3月号だけに付いてくる応募用紙によって応募できます。一方、読者モデルについては、毎月募集しているので、いつでも応募できます。
交通費&出演料
ピチモオーディション合格者は、事務所に所属して、プロとしてモデル活動をしますので、当然出演料が支払われます。また、交通費もお仕事のための移動ですので、全額が支給されることになります。一方、読者モデルは、あくまでも「趣味」ですので、交通費は自腹。出演料も、当然ありません。ボランティアみたいなものです。
採用基準
ピチモオーディションは、約10000人の応募者の中から、最終的に4〜7人の合格者を選ぶということで、1次審査、2次審査と、ものすごい厳しい審査がなされます。一方、読者モデルは、写真と応募用紙データによって、編集部が「この子に出てもらいたい!」と思えば、出演の連絡が来ることになります。かなり甘い審査といえます。




■一般的な読モとピチレの読モの違い
一般的な「読モ」と、「ピチレモン読者モデル」との、最も大きな違いは、有名になれるか、将来性があるか、にあると思います。最初に書いたように、読モから芸能デビューした人は大勢いますが、ピチレの読者モデルは、全くそんなことはありません。

まず第一に、読者モデルから、専属モデル(ピチモ)には絶対になることができません。一般の読者がピチモになるには、ピチモオーディションに合格するしかありません。間違っても、「読者モデルから、ピチモを目指そう!」なんて考えは持たないようにしましょう。

同様に、ピチレモン読者モデルは、それ自体に「将来性」は一切無く、当然に「芸能界への道」でもありません。単なる自分の「趣味」であり、「思い出」として、一時的にピチレ本誌に出させてもらう。それ以上でも以下でもありません。




■まとめ
「どうしても、ピチモになりたいけど、オーディションに落ちてしまった。年齢的にも、もうなかなか難しそう。だったら、せめてもの思い出として、大好きなピチレの本誌に出たい」「憧れのピチモと同じ雑誌に載ってみたい」

そういった人は、読者モデルに応募するといいと思います。交通費が出ない関係上、関東近郊の人だけが応募しますので、オーディションと比べ、圧倒的に競争率も低くなり、撮影に呼ばれやすいといえます。

一方、ホンキでピチモを目指す人にとっては、交通費を払ってまで、わざわざ撮影に駆けつける必要はありません。読者モデルから見い出され、見事ピチモになったケースは、過去1例もないのですから。

ということで、要は制度の「使いよう」。自分に合った方法で、自分の目的にあわせ、読者モデルに応募するなり、申し込むなりすることが、何より大切だといえます。