薔薇の迷夢

ピチレモンについて書かれた日記

(1)事務所主導

それぞれの事務所が、ある所属タレントを「売り出したい!」「ピチモにして知名度を上げたい!」と考えます。ピチレモン編集部に、「うちのタレントをピチモとして使ってくれませんか?」と打診します。これに編集部は、様々なことを考慮の上、採用するかしないか結論を出します。

「知名度のあるタレントが入ってくれればピチレの売り上げアップにつながる」「あの事務所が力を入れてる子なら将来売れそう。もし売れたら、その子のプロフィールに『元ピチモ』と入ると、ピチレの宣伝になる」などなど。

事務所にとっても、まだ無名で経験の少ないタレントをこれから売り出す手段として、女子小中学生の多くの読者を抱えるピチレモンのモデルにするということは、知名度アップの点からしてもすごいメリットとなります。

こうして、両者の思惑が一致したところで、「非オーデ」ピチモが誕生となるわけです。こういったパターンの代表的な例としては、高山侑子や谷内里早などが考えられます。

高山は、ピチモ後まもなくテレビドラマ『パパ娘』にて新垣結衣と競演、さらに雑誌グラビアを経て、今ではすっかり知名度も高まりました。同様に谷内についても、先日「パパが有名人」といった報道がなされ、夏の映画出演も決まり、まさに売り出し中のタレントさんです。