オーデの合格者は、２００６年、２００７年ともにそれぞれ３人。対して２００５年以前は、年２回オーデが行われ、しかもそれぞれ各回４〜５人が合格していました。つまり、３年前までは年間１０人前後がオーデ経由でピチモに加入していたことになります。それが、一昨年より激減し、年間たったの３人に。
もちろん、こうなってはピチモの人数が維持できません。そこで、「非オーデ」に頼ることになります。現在はほぼ年中、非オーデ新ピチモが入ってきています。特に、ここ最近の「非オーデ頼み」は、あまりにあからさま。同時に、知名度のみを頼りに強引に有名人をピチモに引っ張ってきて、少しでも読者の目を引こう、新しい読者を獲得しようという必死な「編集部」と、それを冷静に見つめる「古くからの読者」との認識のズレ・ミゾは日に日に深まるばかり。
で、結果とうなったか。表紙の「有名人」に興味を持った新しい読者がやってくる変わりに、古くからの読者は離れて行きました。ただし、これならプラスマイナスゼロでいいんですが、問題は新読者の定着率。単なる「非オーデ」目当ての読者は、ピチレを買い続ける「ピチ読」となったのでしょうか。答えは「ＮＯ」。現状の売り上げ・発行部数大幅減に如実に現れています*1。
*1:ピチレ部数論については、まもなくアップする『ピチレVSニコラ部数比較論』に書く予定です
