薔薇の迷夢

ピチレモンについて書かれた日記

初表紙ランキング(ワースト編)

GYOPI2013-09-16

■25ヵ月目で初表紙!
現在発売中の『ピチレモン』10月号にて、ついに上白石萌歌ちゃんが初の表紙となりました。思えば、モカちゃんがピチモ加入したのが2011年の9月号。そこから、実に25ヵ月かかって、ようやく表紙にたどりくことになりました。

そこで今日の三月の転校生では、「初表紙までに要した期間ランキング」のワースト編。つまり、初表紙になるまで、最も長期を要した順位を発表します。さてさて、表紙になるまでに多くの時間がかかった「苦労人ピチモ」は誰でしょうか? 意外な面々が上位に入っています。


■初表紙までに要した期間ランキング(ワースト編)

1位(33ヶ月)荻野可鈴
2位(30ヶ月)高田里穂
3位(26ヶ月)占部佑季
4位(25ヶ月)上白石萌歌
5位(20か月)志田友美

※ランキング作成に関し、正確なデータを用いるため、対象を新ピチモの加入時期が公表されるようになって以降のものとします。よって、今回のランキングは、過去5年分、つまりは2008年以降の卒業生、ならびに現役ピチモとなっています


■表紙になれる賞味期限
そもそも、編集部が推すピチモは、ピチモ歴1年前後で、とっとと表紙になっています。具体的には、すでに一般知名度のある非オーデが加入から半年前後、一般オーデ出身組が合格から1年前後といったところが相場。

ようするに、オーデ・非オーデともに、この最初の1年ちょっとが勝負。遅くとも、ピチモになって1年半以内に表紙になれなかったら、それはもう、卒業まで、表紙は来ないということです。あとは、いわゆる「干され」コースを歩むことになります。

反面、もし1年半以内に表紙になったら、それはピチモの「勝ち組」コース。本誌へも毎月登場するようになり、読者人気も上昇という好循環。そして、2度目、3度目の表紙へとつながっていくのです。


■勝ち組・干されパターンの例外
しかし、ごくまれに、例外もあります。それが、ピチモ歴20か月で、30か月で、ようやく表紙になるというパターン。敗者復活とも、苦労人とも、コツコツ地道な努力の成果ともいわれますが、とにかく、最初のチャンス(1年半以内)で表紙になれなかったものの、その後ジワジワ人気が上がり、ついには遅れて表紙になるというものです。

このパターンのピチモに対して、当初の編集部は、ハッキリ言って表紙にするつもりがなかったといえます。ところが、少ない登場機会ながらも、それを生かし、着実に読者の心をつかみつつ、時間をかけて人気が上昇。ついには、編集部も、読者の声を受け入れる形で「表紙にしなきゃ!」となるわけです。


■そうそうたるメンバー
ここで、改めて最初に提示した「表紙までに要した期間ランキング(ワースト編)」を見てください。

1位の荻野可鈴ちゃんが「33か月」とありますので、初登場から表紙になるまで、実に3年近くもかかっているわけです。ですが、すイエんサーでも活躍する可鈴ちゃんについては、ご存じのとおり、可愛くて明るくて親しみやすいキャラ。そこまで表紙がなかったのが不思議なくらいでした。実際、1度表紙になった後、その人気はますます高まり、同年内に合計3度の表紙に加え、100質までが一気に回ってきました。

2位の高田里穂ちゃんも、「30か月」かかっていますが、いうまでもなく、現在、女優としてピチモ卒業生の中でもトップクラスの活躍です。すイエんサーでも、スタジオゲストに呼ばれるほど中心的な存在となっています。

一方、「26か月」もかかった占部佑季ちゃんは、まさに遅咲きピチモの典型。最終的な表紙回数は9回と、2ケタに届いていませんが、これは高1の終わり、ピチモに籍を置きながら、オーストラリアへ語学留学し、一時的に芸能活動を休止したため。まさに表紙経験後は、エース級の人気を誇るピチモとして活躍しました。

そしてそして、志田友美ちゃん。ピチモ史上最多の表紙回数28回を誇る大エース友美ちゃんですが、なんと初めて表紙になるまでには、「20カ月」もかかっていたのです。

以上みてきたように、初表紙までに時間がかかったピチモについて、実は、その後、大物に成長るケースが多いことが分かったと思います。では、なぜ表紙になかなかなれなかったのに、将来的にこれだけ成功するのでしょうか?


■表紙遅咲きコースから大物が出る理由
なんといっても、自分の力で勝ち取った表紙ということが大きいといえます。それこそ、知名度のある非オーデや、編集部の推すオーデ組は、あっさりと、1年前後で表紙になるわけですが、それは自身の人気・実力によるものではなく、あくまでも編集部や事務所の力にもるものです。

たいして、1年半が限度の表紙コースから外れた「落ちこぼれ組」「干され組」は、そこから、さらに1年以上の時間をかけて、表紙になれる位置まで、はい上がってくるわけです。地道に、ポージングや表情を研究し、自分のピチモとしての役割、活躍できる場を考え、少ない誌面への登場機会を生かし、ファンを増やしてきたわけです。このあたりは、うちのサイトの可鈴ちゃん個別プロフィールページの「エピソード欄」を読むと、よくわかると思います。(⇒参考:荻野可鈴プロフィール

とにかく、そんな「はい上がり組」が、単に推されてるという理由だけでトップにいるようなコに負けるはずがありません。将来的に成長し、卒業後も活躍できるのは、やっぱり、自分の力で人気を勝ち取ってきたコ、自分の力で表紙を勝ち取ってきたコになるのも当然といえるのではないでしょうか。


■まとめ
ピチモ歴1年で初表紙。ピチモ歴半年で初表紙。しかし、その後、2度目の表紙が来ることはなく、表紙1回のまま卒業となるピチモも、多数います。そして、卒業後、そのまま芸能界から消えていくケースも多数あります。

反面、何十カ月も苦労して、ついに表紙を勝ち取った、読者人気の裏付けあるピチモは、卒業後も活躍し、芸能界で生き残れる確率が高くなります。

そんな意味で、今回のモカちゃんの25か月というのは、まさに「遅咲きコース」の典型と言え、近い将来、必ずやモカちゃんは、人気女優へと成長していってくれると思います。