薔薇の迷夢

ピチレモンについて書かれた日記

谷間世代の出現

では、これを世代的な観点からみると、どうなるか。エース候補とされたモデルが存在する前後の世代は、必然的に影響、というか、とばっちりを受け、それこそ不遇の世代となります。

例えば、エース候補の1コ下の世代。言うまでもなく、大エースとして活躍する子のいる直下世代は、それこそエース自身が現役でバリバリ活躍する間、なかなか目立つことは出来ません。これは同様に、エース候補の1コ上の世代についてもいえることです。

ようするに、エース世代に焦点が当たり、とにかく他の世代よりも格段に目立つことで、その前後の世代が、かすんでしまうというわけです。

また、編集部としても、世代を連続してエースに登用するとなると(現高1卒業後、現中3をエースにする場合など)、それこそ1年ずつ、毎年毎年エースが交代することになってしまいます。やはりエースには、どっしりと構えてもらって、最低2年はピチレを引っ張っていって欲しいと考えるはずです。

こうして、各エース世代(赤色の円錐)が、その前後に1コずつ影響を与えることにより、結果的として以下の図のように、それぞれの間に2つの世代を挟んだ「3年に1度」という周期が保たれているといえます。