薔薇の迷夢

ピチレモンについて書かれた日記

ピチレモン水着特集の歴史2011

■水着特集とは?
水着特集とは、毎年7月号の『ピチレモン』に掲載される、ピチモによる水着カタログです。普段のピチ撮とは異なり、「水着ロケ」として、リゾートホテルやプールなどといった、ある種の特別な施設にて撮影を行う、恒例の一大イベントとなっています。

そこで今日は、過去の水着特集のロケ地、選抜モデルを年別に振り返り、その移り変わりを一覧表にすることで、これまでの歴史をまとめてみたいと思います。


■水着特集の歴史
2008年7月号までの水着特集は、伝統的に、沖縄で撮影が行われていました。もちろん飛行機で現地入り。リゾートホテルに宿泊し、その上で、2泊3日や3泊4日といった、まさにアイドル写真集の撮影なみのスケジュールという、豪華&本格的なロケでした。

しかし、2009年。ここから状況が一変します。2004年が「JALプライベートリゾートオクマ」、2005年が「サンマリーナホテル」、2006年と2008年が「万座ピーチリゾート」、2007年が「マリオットリゾート&スパ」といった風に、これまでずっと沖縄ロケだったところ、なんと突然2009年の水着特集は「福島スパリゾートハワイアンズ」に。

「沖縄から福島へ」「泊まりから日帰りへ」「飛行機移動からロケバス移動へ」と、明らかに撮影のレベルがダウンしてしまったのです。


■水着特集レベルダウンの理由
もちろんこれには理由があります。沖縄ロケを敢行していた当時は、まさにピチレが売り上げトップの時代。まさにピチレの全盛期。20万部以上を売り上げ、ニコラに大きな差をつけていたところです。

ですが、ジワジワとピチレの売り上げが落ち、やがてニコラに追いつかれたのが2007年。そして、ハッキリとニコラに逆転されるのが2008年以降ということになります。

つまり、ニコラに抜かれたピチレの部数減に伴う、水着特集予算の削減により、飛行機代、宿泊代、その他諸経費が多くかかる沖縄ロケを、もはや維持することができなくなったと考えられるのです。


■2010年の水着特集
こうして2009年に、沖縄から福島へと「都落ち」となった水着ロケ。では、去年の2010年はどうだたのでしょうか。再び沖縄ロケが復活するのか? 福島ロケが定着するのか? それとも、新たなロケ地が開拓されるのか? 注目されました。

で、答えはというと、みんなビックリの東京ロケ。なんと近場も近場、まさに地元で、宿泊ナシの上、交通費すらもほとんどかからない東京サマーランド

沖縄から福島へ。さらに今度は東京へ。こんな風に、毎年どんどん近場になっていき、もはや東京以上の近場はありません。そして、2011年。今年のロケ地はどこになったでしょうか?


■2011年の水着特集
水着特集の最初のページ、59ページの右上を見てください。ここに、小さな文字で「撮影:○○○○」「メイク:○○○○」「デザイン:○○○○」といった、撮影に関するデータが書かれています。

で、これまでの水着特集では、毎年ここの一番下の行に「撮影協力:○○○○○○」と、ロケ地の施設名が出ているんですが、今年はナシ。といことは、サマーランドやスパリゾートなど、リゾート施設ではなく、撮影専用のスタジオとか、一般のリゾートホテルかなんかであると予想できます。

実際、巻末の「裏ピチ」にある撮影日記では「大きなプールのあるリゾートホテル」と書かれているだけで、タイアップによる本誌での施設の宣伝もなく、ロケ地は不明のままです。

ということで、ピチモのブログやその他において、今年の水着特集のロケ地が出てた、書かれてたのを知ってる人は、管理人までメールで教えてください。


■水着特集まとめ
最後に、以上に書いてきた水着特集の歴史を一覧表にして、かつ、それぞれの年のロケ参加モデル名を別表にまとめみました。「こんな風に水着特集は変わっていったんだ〜」と参考にしてみてください。


※過去8年分の水着特集選抜モデル一覧

●2011年(7人)
小林玲、君村マキ、山田朱莉、佐藤葵、山口乃々華、志田友美、荻野可鈴
●2010年(7人)
星野悠月、志田友美、山田朱莉、黒岩伶奈、宮本優花、荻野可鈴、高田里穂
●2009年(5人)
前田希美、井手上梓、反田有沙、星野悠月、江野沢愛美
●2008年(5人)
黒田瑞貴、宮坂亜里沙、大山桃子、一木有海、反田有沙
●2007年(5人)
占部佑季、吹田祐実、大山桃子、松井さやか、一木有海
●2006年(5人)
壁谷明音、占部佑季、吹田祐実、太田彩央里、安倍エレナ
●2005年(5人)
壁谷明音、佐藤栞里、高木優、広重美穂、浅田美穂
●2004年(6人)
北村梨夏、佐藤栞里、井上美帆、高木優、迫綾香、すずき夢乃