薔薇の迷夢

ピチレモンについて書かれた日記

史上サイコーに詳しい「中学生雑誌オーディション比較」

GYOPI2011-01-09

■中学生雑誌4誌オーディション比較
「ピチモオーディション予備校」2011年の本格更新としては、まず「自分が各誌モデルのオーデに応募する資格があるのか」「あるとして、では、どの雑誌のオーデが合っているのか」。この根本的なチェックから入ってみます。

具体的には、『ピチレモン』『ニコラ』『ラブベリー』『ハナチュー』の中学生雑誌4誌のオーディションにつき、それぞれの応募の決まり、特徴、合格データなどを一覧表にまとめて比較してみます。

こうすることで、まずなにより「身長制限や年齢(学年)制限に引っかからず、自分に応募資格があるのか」が確認できます。たとえば「小4が応募できるのはピチレとニコラだけ」だし、「身長140cmが応募できるのはピチレとハナチューだけ」だったりします。

また、「自分がどの雑誌のオーディションに向いている」といったこと、さらには「どの雑誌のオーディションが狙い目なのか、受かりやすいのか」といったことまで、わかるようになっています。そして、比較していく過程で、ピチレのオーディションの特徴や、ピチモにはどういった子が求められているのかといったことも、必然的に見えてくるはずです。

ということで、まずは各誌オーデの比較から。最初から「わたしにはピチモオーディションしかない!」「絶対ピチレのモデルになる!」と決めつけず、せっかく中学生雑誌のモデルになるためのオーディションが4つも用意されているのだから、一応それら全てのオーディションについて、基礎知識を持ち、その特徴やルールを比べつつ、じっくりみていきましょう。




■応募資格

学年は、すべて「応募時の学年」に揃えてあります。ピチレとニコラが小4でも応募可。一方、ラブベリーは小5から、ハナチューは小6から。このように、応募可能学年については各誌で大幅に異なっているので注意が必要です。

同様に、身長制限も。ニコラとラブベリーについては、「150cm以上」という最低身長を満たしている必要があります。一方、ピチレは、応募時142cmの柳生みゆちゃんをはじめ、145cmだった志田友美ちゃん&荻野可鈴ちゃん、148cmだった勝呂玲羅ちゃんなどなど、身長140台のコが毎年合格しています。

また、最もポイントとなるのが、事務所所属の有無。ようするに、プロか一般かということです。ピチレとハナチューが、事務所に所属している人や、すでに芸能活動をしている人(=プロ)でも、応募可能で、一般応募者に混じって、全く平等に審査されることになります。一方、ニコラとラブベリーについては、「応募時に事務所に所属していないこと」が条件となります。

ただし、あくまでも「応募時」であり、過去に所属していた、もしくは、応募するために事務所を辞めた場合、応募することが可能となります。その証拠に、ラブベの応募用紙には「過去の芸能活動歴・レッスン歴」を記入する欄がちゃんとあります。

応募する人、つまり、書類を送る人は、当然に本人ということになります。ニコラだけは、「友達推薦」という制度があり、本人の了解の下、合同で書類を作成し、応募することもできます。




■審査方法・審査内容

1次は、全誌ともに書類審査ということになります。なお、三月の転校生で、これまでも繰り返し書いてきているように、「1次は写真が全て」。書類上の自己PRや、その他の文字の部分など、ハッキリ言ってどうだってよく、とにかく「写真」が重視されます。

ただし、ラブベリーだけは、ちょっと別。それは、他の3誌の応募用紙は表面の1面だけなのに対し、ラブベリーの応募用紙は、裏表と両面あって、しかも裏面には、目いっぱい「アンケートに答えてPRを書くようになっているから」です。このことから、ラブベリーでは、写真以外の文章部分も重視していることがわかります。

で、書類に受かった人が進むのが、2次審査です。ここでは、各誌共に「面接&カメラテスト」ということになります。なお、2次が最終審査となるのはピチレだけ。ピチレについては、ここで全てが決まります。

他方、ピチレ以外の3誌は、2次審査でさらにふるいにかけ、その合格者を対象に、最終審査となる3次審査が行われます。ここでは、ラブベリーだけた特殊で、なんと「読者投票」。ネットと本誌にて、3次審査進出者を発表し、その上で、読者による投票を行います。全ての審査が編集部のみによって、密室で決められる他誌とくらべ、ラブベリーは読者の意見が反映されることから、明らかに公平・公正感があるともいえます。

ちなみに、読者投票を除き、基本的に、2次、3次審査ともに東京で行われます。すると、ポイントとなるのが交通費。ピチレの場合、2次審査が最終審査であり、本人分のみ支給されますが、ニコラとラブベリーの2次は自己負担。ハナチューにいたっては、2次も3次も完全に自己負担ということになっています。





■募集と合格発表

ピチレは、まさにオーディション募集の真っ最中。現在発売中の2月号と、来月発売の3月号にて、応募用紙が付いてきます。ニコラは、夏に募集し、秋に発表。ラブベリーは、ほぼピチレと同様の日程ですが、多少募集期間が長くなっています。ハナチューは、11月号の1回のみの募集ということ、また、2010年が一般オーディション初回ということで、どれくらいの数が集まるのか、注目されるところです。

こうしてみると、おおよそ「冬に募集」で「春に合格発表」というのが、中学生雑誌のオーディションパターンですが、ニコラだけは、独自路線をとっているといえます。




■応募総数&合格率

これらは、各誌において、それぞれ最も最近に行われたオーディションのデータです。ハナチューのみは、今、選考をやっているのが第1回ということで、過去のデータはありません。

最も応募数が多いのは、もちろん中学生雑誌ナンバーワンのニコラ。なんと2010年は15000人もの応募がありました。最も伝統あるピチレは、8800人。ラブベリーは5200人ということになります。

これに対し、合格者数が、それぞれ、5人、7人、7人。そこで、合格率を計算してみます。

すると、「ニコラ=0.03%」「ピチレ=0.07%」「ラブベ=0.13%」となります。つまり、3333人に1人合格するのがニコラ、1270人に1人合格するのがピチレ、そして、750人に1人合格するのがラブベとなります。

単純に比較すると、ラブベが最も受かりやすく、逆に、ニコラが最も難しいですが、これは、合格者が何人出るか、その年によって異なりますので、参考程度にどどめておいてください。

とはいえ、オーディションの規模が大きくなれば、それだけ可愛いコ、モデル適性のあるコが多く集まり、そのオーデのレベル自体が高くなるのは間違いないところであることからも、「応募総数」と「難易度」は、比例の関係にあることも確かです。よって、合格の難しさは、やはり「ニコラ」>「ピチレ」>「ラブベ」の順にあるといえそうです。




■応募用紙

最初に書いたように、ラブベリーだけが裏表と両面に記入するようになっており、当然記入量もものすごい多くなります。具体的には、上の一覧表のように「自分の好きなもの」を書くスペースが中心です。「好きなラブベリーナ」「好きな芸能人」「好きなキャラ」「好きなテレビ番組」などなど、とにかく「自分が好きなもの」を、その理由と共に、なにより個性をアピールすることが大事です。

一方、その他3誌は、記入するのが表面だけで、しかも、基本は写真がドーンと中心になるので、自分で書く部分というと、「身長・体重などの基本データ」プラス「自己PR」くらいとなります。こちらは、完全に写真重視。写真が合格水準に達している人だけが、文字データを読んでもらえるということになります。




■まとめ
ということで、以上、中学生雑誌4誌のオーディションを徹底比較してみました。今回、改めてピチモオーディションの位置づけを理解してもらったところで、次回からは、いよいよピチモオーディション予備校の本論に入ります。講義内容は、以下の通りを予定しています。

なお、本日の日記を書くに当たり、多くの方から各誌オーディションの情報を送っていただきました。yukaさん、さくらさん、はなさん、ちひろーるさんをはじめ、情報を教えてくれた方々、ありがとうございました。ピチレ以外は全く分からない管理人ながら、みなさまの協力によって、こうして4誌のオーデをまとめて一覧にすることができました。




■今度のピチモオーディション予備校の講義内容

・第19回ピチモオーディションの募集要項を読み解く
・基礎から分かる『応募用紙の記入方法』
・過去の合格者の応募写真研究
・合格者予想&系統による合格枠分析
・2次対策

「募集要項を読み解く」では、主に今年のオーディションから新しく変わった点・制度について分析します。「応募用紙の記入方法」では、正しい応募用紙の記入方法や、封筒の選び方、あて先の書き方から、封筒にはる切手の値段まで説明します。例によって「合格者の応募写真研究」では、過去の合格者の応募写真データ一覧表を、最新版に更新します。「合格者予想」では、毎年の合格者のルックス的タイプについて分析・予想します。なお、今年の「2次対策」は、ネットで書けないようなキワドイ情報に踏み込む場合、メールで配信ということになるかもしれません。

その他、「○○について読みたい」「書いてほしい」というものがありましたら、お気軽に管理人までメールを送ってください。もし、管理人にも分かることでしたら、対応できると思います。