三月の兎

かつて三月の転校生と呼ばれていた日記

2007[新ピチ12人]:大量採用

大変です!ピチレの売上部数が減っています。ニコラにも抜かれてしまいそうです。で、あせった白井編集長はどうしたか。売上アップにつながりそうな有名タレントを、非オーデとして片っ端から大量に採用するという、ピチレ史上でも類を見ない、なりふりかまわぬ「テコ入れ」に走ったのです。なお、この方針は間もなく大失敗となり、翌年からニコラに売上・人気とも抜かれるわけです(「ピチレvsニコラ」比較)。

そんな2007年のピチモ採用実績は、オーディション3、非オーデ9。もう、明らかに異常です。非オーデがオーディション組の3倍もいます。しかも、その内訳がスゴイ。「天てれ」の一木有海ちゃんに篠原愛実ちゃんをはじめ、「Berryz工房」の菅谷梨沙子ちゃん。さらには、近々映画主演が決まっている新人、高山侑子ちゃん、谷内里早ちゃん、高田里穂ちゃんといった、そうそうたるメンバー。

採用時期も、1,3,5,6,8,9,11月と、ほぼ年がら年中。これだけ毎月のように、誌上で「今月からの新ピチモです!」と発表があった時期は、当然2007年が最初で最後。「覚えきれない」「毎月新しい子が入ってきて、なんか落ち着かない」などなど、読者にも不評。とにかく、「有名タレントを客寄せパンダとして用い、なんとかして読者を『釣る』」という、必死の売上アップ作戦でしたが、残念ながらあまり効果はなかったようです。

その失敗の1番の原因として、オーディション軽視があげられます。読者は、自分とおなじフツーの読者から、オーディションをへてピチモになったオーデ組に対し、より強い思い入れをもって応援します。非オーデは所詮、遠い存在。そんな非オーデばっかりが増え、一方のオーデ組は、たった3人。結果論ですが、この「テコ入れ」は、白井編集長の大きな失敗、見込み違いといえます。そして、この失敗を端緒にして、ファッション誌1位の座を、ニコラに奪われてしまいました。