薔薇の迷夢

ピチレモンについて書かれた日記

2004-09-02から1日間の記事一覧

キャスティング

恒例のキャスティング。某氏によると愛ちゃんが岡本奈月ってことでして、ではそれに対抗して安梨沙ちゃんは石田未来でどうでしょう?。描写されてる外見・雰囲気とも、まさにぴったりです。

ちなみに

全編にわたって安梨沙が、なにかにつけ”例え”に出すのが『不思議の国のアリス』ネタ。ということで、ある程度アリスについての知識(登場人物とその性格)を持った上で読むと、より面白いかと思います。また、本作の続編として『虹の家のアリス』があり、こ…

感想

やっぱり6編「子供部屋のアリス」が一番。依頼で赤ん坊のお守りをすることになった探偵と安梨沙。二人とも初めての体験とあって、その掛け合いが最高。すっごい慌てっぷり(笑)。本を読みながら声を出して笑ったのは久しぶりです。そしてもちろんそれだけ…

似てる

で、その解決が安梨沙の助言、ひらめきによることも時々。そう、ちょうど愛川晶の「根津愛シリーズ」と似てますかね。もちろん、「ちょっとした事件」か「大きな殺人事件」かといった”規模”、「アルバイト探偵助手」か「警察にも名の知れた女子高生探偵」か…

あらすじ

ひょんなことから、新米探偵の助手をすることになった安梨沙(ありさ)という少女が主人公の物語。7編に別れ、各編ごとに探偵事務所に持ち込まれた「依頼」が、お馴染みの手法でキレイに解決される、連作短編集です。もちろん加納さんのこと。殺人事件や残…

螺旋階段のアリス (文藝春秋)

月一の読書日記、またまた今回も加納朋子。先日『コッペリア』を読んで、その面白さにすっかり魅了されました。それで、まだ読んでない加納作品を全部読もうと思い立ち、今回は『螺旋階段のアリス』。もう、なんでもっと早く読んでおかなかったんだろうと思…

美少女探偵助手の活躍を描いたミステリ