薔薇の迷夢

ピチレモンについて書かれた日記

ピチモ事務所勢力図2013夏

GYOPI2013-08-27

■最新のピチモ事務所勢力
ピチレモン専属モデルの事務所勢力を、わかりやすく図にして確認しようという企画の最新版、「2013年夏ver.」です。

どこの事務所が最も多くのピチモを擁するのかをランキングにした上で、最近どこの事務所がピチモ内での勢力を伸ばしてきているのか、逆に衰退してきているのか、さらには各事務所ごとの将来的な展望含め、詳しく解説していきます。

ということで、1つ1つの事務所について、それぞれ現状と今後の展望を細かく書いていったのに加え、途中で脱線として「あやめちゃんバーター説」の検証などもやったため、思った以上の長文になりました。なので、興味のある事務所だけでも、かいつまんで読んでみてください。


■ピチモ事務所勢力図2013夏


■最大勢力:4人(オスカー)

みっきー さぁや のあ まーりん

現在、ピチモ内で最大勢力を誇るのが、それぞれ4人のピチモを擁するオスカーとタンバリン。で、まずはオスカーから。オスカーは、2012年&2013年のピチモオーディションで、その合格者を連続して2人ずつ引き受けたことで、一気に勢力を4人とし、ピチモ内の最大勢力にのし上がりました。

ただし、オーデ合格者の積極的な引き受けによる勢力アップの反動として、もちろんその所属ピチモは、ほとんどが新人さんで占められることとなります。そのため、「質」の面からみると、オスカー勢の表紙回数はゼロということからも分かるように、いまのところ、エース級の人気モデルを出していません。

とはいえ、たとえ現時点で表紙がないとしても、小6で合格し、歴代ピチモの最年少として今年の水着ロケにも参加した、将来のエース候補とされる石田美月ちゃんをはじめ、X21として、知名度アップ中の山崎紗彩ちゃん。さらには、今年の「新ピチモ第1印象人気投票」でダントツ1位となった鶴嶋乃愛ちゃんなどなど、とにかく将来性抜群の次世代エース有力候補が揃っています。

ということで、オスカー勢からの表紙誕生も、もはや時間の問題といえ、むしろ、今から1、2年後には、オスカー勢がピチモのエースやピチレの表紙を独占している状態になっているかもしれません。


■最大勢力:4人(タンバリン)

レイ ゆりん れなっち ゆぅ

そんな上り調子のオスカーとは対照的な、もう1つの最大勢力がタンバリン。かつては、ピチモオーディションの合格者を一括して引き受けてきた、ピチレ伝統の事務所ですが、オーデ合格者の事務所が選択制になった2011年以降は、すっかりその影も薄くなってきました。

今年、歴代ピチモの表紙回数ナンバーワンを誇る志田友美ちゃんや山田朱莉ちゃんをはじめとする最強の高2世代がピチモを卒業したことで、主力は、小林玲ちゃんたち現高1世代へと移行したところ。

とはいえ、その高1世代からは、岡美咲ちゃんが突然卒業する一方、小林由理ちゃん&西村怜奈ちゃんの「オタモコンビ」や、次世代の野々宮優ちゃんは、いずれもほぼ本誌への登場がほとんどない状態。

すっかり、SNRSとしてピチレの顔といえるレイちゃん、ただ1人の活躍だけが目立つ事務所となってしまいました。

2年連続、ピチモオーディション合格者の引き受けがなかったことから、ここで来年、新たに新ピチモの引き受けがあるとも考えずらく、おそらくは、現中3の優ちゃん卒業によって、ピチレとのつながりも終わるのではないでしょうか。


■第2勢力:3人(テンカラット

さっきー あい サラ

今月号から、非オーデ加入した志田彩良ちゃんによって、所属を3人とし、単独で第2勢力となってきたテンカラット

もともと、2011年のオーディションにて、新人の中山咲月ちゃんを引き受けたことをきっかけに、翌2012年には、休刊の決まったラブベリーから、森高愛ちゃんを急遽非オーデ移籍させ、そして、今回のサラちゃん加入へとつながります。

現時点では、ニコプチやラブベリー専属モデルを経験してきたベテラン、愛ちゃんだけが表紙経験者となりますが、関根莉子ちゃんの元祖パートナー「りこさつ」として、咲月ちゃんの初表紙を待つ声も多いですし、新人サラちゃんの活躍・人気の上昇次第によっては、今後、さらなる勢力拡大が見込める事務所です。

なお、事務所のホームページの所属タレント紹介欄を見てみると、その並びから、愛ちゃん、彩良ちゃんと来て、次は順番的に現ニコプチの田爪愛里ちゃんが、来年のプチ卒業後にでも、非オーデ加入してきそうな感じ。もしこれが実現すると、一気に有力事務所へとなっていきそうです。


■第3勢力:2人(スターダスト)

りったん いぶ

第3勢力は、全部6つの事務所が拮抗。そんな中、まずはエース関根莉子ちゃんのスターダストから。スタダは、2012年の星野悠月ちゃんの卒業以来、代わりの補充非オーデの加入がなかったこともあり、長らく、細々と莉子ちゃんだけの1人事務所となっていました。

それが今年、意外にもオーデ直接引き受けで三田美吹ちゃんを獲得。莉子ちゃんと合わせ、ようやく2人事務所としてきました。

とはいえ、伝統的にスターダストからのピチモといえば、やっぱり非オーデ。とにかく、売り出し中の若手女優・アイドルをたくさん抱える事務所ですので、そろそろここらで1発、大物の非オーデ加入もありそうです。


■第3勢力:2人(エイベックス)

あみた ゆうの

表紙回数歴代2位を誇ったピチモのリーダー江野沢愛美ちゃんや、人気ピチモ重本ことりちゃんが、揃って今年卒業したことで、大幅勢力ダウンの印象が強いエイベックス。

残った前島亜美ちゃんは、本業SUPER☆GiRLSのお仕事も忙しく、なかなかピチ撮のスケジュールが取れない状態で、本誌への登場も、めっきり減少。補充非オーデの大原優乃ちゃんも、まだまだピチ読への浸透に時間がかかる状態。

こうしてみると、スタダ同様、大逆転の大物アイドル系非オーデ加入でもない限り、ここしばらくは、エイベックス勢の低迷は続きそうです。


■第3勢力:2人(東宝)

モカ りょう

東宝といえば、シンデレラ経由のモカりょうコンビ。上白石萌歌ちゃんは、表紙経験がないにも関わらず、早くも「デビューまんが」が掲載され、ピチレ編集部からの推され度は抜群。ピチレ以外でも、ドラマをはじめ、女優としても大活躍です。

一方、小川涼ちゃんは、とにかくピチモにいないタイプ。スタイル抜群、ショートヘアのボーイッシュ系でクール担当。卒業生でいうと黒田瑞貴ちゃん系であり、今後、ますます涼ちゃんのピチモ内における重要度、誌面での活躍の場は増えていきそうです。

と、そんな2人は、いうまでもなくいつ初表紙がきてもおかしくない状態。両者まだ中2という学年からみても、このままいけば、東宝勢のピチモ内での存在感は、ぐんぐんアップしていく感じです。


■第3勢力:2人(ボックス)

まお のんたん

ボックスは、2011年オーデから楠山真緒ちゃん、2012年オーデから吉村花音ちゃんを引き受け、現2枠。今年のオーデ出身からも引き受けると思われたところ、意外にもゼロ採用でありとりあえず1回休み。そのため、第3勢力にとどまります。

真緒ちゃんは、さすがにこれから一気に出番が増えることは思えないので、あとは花音ちゃん次第。なにより、そんな花音ちゃんの身長176というのは、歴代ピチモでも最高記録。まずは、その抜群のスタイルを生かし、ボックスの先輩で初代の同事務所所属ピチモである宮本優花ちゃんも経験できなかった表紙になれるかどうか、注目です。


■第3勢力:2人(ヴィジョン)

あやめ ひなな

田尻あやめちゃんが、ピチモ第1号となったヴィジョン。さっそく今年のオーデでは、2人目として平塚日菜ちゃんを引き受け、ピチモ内の第2勢力までアップしてきました。

さて、一部では、今回の日菜ちゃんの引き受けは「あやめちゃんのバーター」とも言われます。実際、去年のあやめちゃんのピチモ決定に際し、あやめちゃんがオフィシャルブログにて「なかなか次の雑誌が決まらなくて不安だったけど、ここでピチモが決まって良かった」と書いたこともあり、そこから「今年(2012年)のあやめちゃんを引き取る代わりに、来年(2013年)のオーデ合格の新人を引き受けてほしい」といった話し合いが、編集部と事務所との間でなされたという「想像」です。

しかし、このバーター説は、あきらかに間違いといえます。これは、今だから言えることであり、当時のあやめちゃんの人気・状況を考えれば、むしろ編集部としては、あやめちゃん獲得は、大成功といったところ。なにしろ、当時のあやめちゃんはニコプチのエースとして、同期卒業5人中で、ナンバーワンの表紙回数&卒業特集の写真の並びもセンターという扱いでした。むしろ、二コラに取られなかったのが不思議なくらいで、ピチモに来てくれたこと自体が万々歳。

それを裏付けるように、ピチレ誌面での待遇も、当初から、かなりいいもの。さっそく、中2ピチモ林間学校にて、「りったんと意気投合」という設定が作られ、「あやりこ」を結成。それまでの主流だった「りこさつ」をうっちゃり、編集部は一気に「あやりこ」体制へ傾きます。

とはいえ、その後のあやめちゃんは、現在にいたるまでピチモ歴1年を超えても表紙がないといったように、中堅モデルとして伸び悩むわけですが、去年のピチモ加入当初の「編集部の推し」を知っていれば、その加入がバーターでなかったことは明白といえます。


■第3勢力:2人(エヴァーグリーン)

すーちゃん ゆりあ

今年の4月号で、未来穂香ちゃん&井之上史織ちゃんという2大表紙経験者が卒業。君村マキちゃんも含め、一気に5枠から2枠へと、大幅に勢力ダウンとなったエヴァーグリーン。残るは、SNRSの一角として、4回の表紙を誇る長崎すみれちゃんと、加藤由梨愛ちゃんになります。

2011年の旧ラブベリー組一括引き受け以来、その後の約2年の間に一人も追加で非オーデ加入がないため、エヴァーグリーンとのつながりは、ラブべ休刊による一時的なものであったと考えることもできる状況になってきました。今後、同事務所から、新たな非オーデ加入があるのかないのか、気になるところです。


■第4勢力:1人(各事務所)
あとは、最小勢力の1人事務所。LDHの山口乃々華ちゃん、NEWS福原遥ちゃん、インセントの関紫優ちゃん、アミューズの五十嵐ありさちゃん、ベリーベリーの荒川ちかちゃん、ビスケットの玉川来夢ちゃん、ホリプロの優希美青ちゃんの7つとなります。

ののちゃんLDHは、事務所の後輩として期待されたニコプチ卒業生、金泉杏美ちゃんのピチモ加入がなかったことで、けっきょく1人事務所のままとなります。

なお、この7つの事務所すべてが、各事務所からの誕生した最初のピチモ、つまりは、最初のつながりとなります。今後、このつながりが発展し、非オーデやオーディション引き受けがなされるのか、注目されます。


■まとめ
以上、2013年8月現在のピチモの事務所勢力をみてきました。やっぱり、次世代の小6&中1の人気どころをまとめて押さえるオスカーと、中2世代のトップコンビを擁する東宝、この両事務所の将来性が圧倒的に高いことがわかります。

一方で、タンバリンをはじめ、エイベックス、エバーグリーン、スターダストとこれまで常にトップクラスの勢力を誇ってきた名門が、いずれも縮小気味。

まさに2013年は、前年の編集長交代の影響もあり、ピチモの事務所構成の大きな変化の時期、事務所勢力の過渡期といえそうです。今後、それぞれの勢力がどうなっていくか、引き続き、シリーズの「事務所勢力図2013秋」にて、追っていきたいと思います。