薔薇の迷夢

ピチレモンについて書かれた日記

すイエんサーを10倍楽しく見る方法2

GYOPI2013-08-09

■すイガール上下関係
毎週火曜放送、「すイエんサー」に出演している、すイエんサーガールズ。全員が、現役のピチレモン専属モデル、もしくは、ピチモ卒業生ということになります。

そんな彼女たち、一見すると、番組中では、みんなすごく仲良さそうに見えますが、そこは女の子の集団。かつ、本業がモデルということで、年齢・学年によるものはもちろん、その経歴や実績、モデル継続年数などによって、多少なりとも上下関係は存在します。

そこで今日の三月の転校生では、「すイエんサーを10倍楽しく見る方法」の第2弾として、番組を見ているだけでは、なかなか見えにくい、すイガールの上下関係について、実際の番組中のエピソードを用いつつ解説します。




■上下関係はピチモとしての活動から形成
すイエんサーの収録は、各回ごとに、それぞれメンバーが入れ変わって行われます。しかも、基本3人〜4人の少人数制。すると、1回共演して以後、なかなか再び一緒にならないというケースも多々あります。

一方、すイガールたちの本業である、ピチレモンのモデルは、どうでしょうか。専属モデルとなると、各自平均3年〜4年、長い子では5年ほど続けることになります。つまり、すイガールの人間関係は、すイエんサーの収録ではなく、ピチモとしての活動によって形成されるわけです。

だったら、その上下関係は、当然に年齢・学年をもとにしつつも、これにピチモとしての経歴、モデルとしての先輩・後輩を加味することで、よりハッキリと見えてくるのではないでしょか。

ということで、まずは最新の2013年度すイガール20人につき、学年区分に加え、各自のピチモ加入年次を書き入れた一覧表をつくってみましたので、さっそく見ていきましょう。





■2013年度すイガール 学年&加入年次一覧




■年齢よりもモデル歴
上下関係を見るのに、最も手っ取り早いのが年齢を確認することです。年上か年下か。これだけでも、だいぶ見えてくるものがあります。しかし、そこは芸能界。とくに、モデルというお仕事にあっては、より重視されるのが「モデル歴」。

これは、よくAKBでも、「第○期研究生」といった言い方がされるように、何期生なのか、つまりは、芸能界に入った年次が重視されるわけです。18歳の研究生にとって、たとえ年下の15歳の子でも、自分より1年(1期)でも早く入っていたら、それだけで先輩。年下の子に対し、敬語で話しているシーンも、よく見るところです。

とまあ、ピチモではそこまでは厳しくないかもしれませんが、それでもそこそこ「ピチモになった年次」による上下関係があるのも、事実ではあります。

そこで、上の一覧表でいうと、それぞれのニックネームの後ろ、カッコの中に書かれた数字こそが「加入年次」であり、ポイントとなります。以下、この年次ネタにからめた具体的なエピソードを上げつつ、上下関係について考察します。




■年下なのに先輩なケース
一覧表の一番上を見てください。最年長すイガールは、まえのんこと前田希美ちゃん&リサこと谷内里早ちゃんの2人で、現在「大学2年」です。ですが、そのリサちゃんは、「すイエんサーSeason2」の特典映像の楽屋トークなどでみるように、1コ下である、みみこと黒田瑞貴ちゃんのことを「ねえさん」と呼んだりします。

もちろん、みみちゃんの、すイガールの中での圧倒的な存在感も理由でしょうが、そこはなにより「年次」に注目。ここで改めて、表に戻って確認すると、リサちゃんは加入年次「07」であり、みみちゃんは「06」となっていることが分かると思います。

つまり、リサちゃんがピチモになったのは2007年からなのに対し、みみちゃんは2006年から。モデル歴に関してみると、年下であるみみちゃんの方が、1年先輩となるのです。

同様に、高3の、そらこと岩田宙ちゃんも、このケース。宙ちゃんの加入年次は「09」なのに対し、1コ下である高2の、まなこと江野沢愛美ちゃん&ゆうみんこと志田友美ちゃんは、いずれも「08」。年齢では1コ上の宙ちゃんですが、モデル歴でみると、1コ下のまなゆうコンビの方が長いのです。




■宙ちゃん犯人事件
そんな上下関係が透けて見える、すイエんサーの番組中での具体的なエピソードとしては、2011年度放送分「カステラの紙のはがし方」の回の宙ちゃん。勝手にカステラ食べてしまったすイガールたちに対し、突然入ってきた外人さんが「誰が食べた!」と激怒する茶番につき、みみちゃんと、かりんこと荻野可鈴ちゃんが、そろって無言で宙ちゃんを指さすという責任転嫁。これに、驚いて「いやいやいや…」と焦る宙ちゃんですが、ここで決して「ふざけんな!」とは言いません。

もちろん、宙ちゃんにとって、みみちゃんは、年齢的に1コ上だし、憧れの先輩。それ以前に、みみちゃんには逆らえない空気もありますが、可鈴ちゃんは、少なくとも宙ちゃんと同学年。では、なぜここで「かりん、ふざけんな!」が出ないのか。

それは、やっぱり「年次」によるわけです。上でも書いたように、宙ちゃんは2009年加入。対して、可鈴ちゃんは「08」とあるように2008年加入。たとえ同学年でも、モデル歴にして1年間、宙ちゃんよりも可鈴ちゃんが先輩というわけです。




■箱の中身当てゲームでの譲り合い
「あかりさんが代表で!」。2012年度放送「ふっくら玉子焼き」の回より。こう言って、箱に手をつっこむ役を、あかりんこと山田朱莉ちゃんに譲る、あーちゃんこと佐藤葵ちゃん。

葵ちゃんの名前は、すイガール卒業生であるため、今回の表中にはありませんが、現高2で、その年次は「2010」。つまり、2人とも同じ年齢ではありますが、加入年次「09」の朱莉ちゃんより、1年後輩となるわけです。

とにかくポイントは、葵ちゃんの呼びかけが「あかりん」でも「あかりちゃん」でも「あかり」でもなく、「あかりさん」なところ。ちょっと他人行儀な気もしますが、まさにこれが先輩後輩の上下関係が見えるところかもしれません。

と、こんな感じで、たとえ同じ学年でも、加入年次によって、モデルとしての先輩後輩という関係性が生まれるわけです。




■最年少は基本すべて敬語
一方、ちかこと荒川ちかちゃんは、最年少のすイガール。現時点で、唯一の中2となり、周りは全部が先輩です。しかも、ピチモ加入年次をみても、上の表の通り「12」ということで、2012年加入であり、もっとも下っ端のクラス。

ということで、2013年度放送「すイエんサー流お魚図鑑」のマンボウの回を見ると、さすがに、ちかちゃんの発言は、共演者みんなが先輩ですので、基本すべて敬語となっています。




■「ピカッと!アハッと!体操」パート割りから
続いては、2013年度の番組エンディング曲「ピカッと!アハッと!体操」のパート割りに見る、上下関係。原則として、流行りのグループアイドル曲と異なり、すイガールの曲に、ソロパートはありません。

それでも、今回の曲は、2番が終わって、最後のサビまでの間に、「エジソンも」「ニュートンも」「アインシュタインも」という、ソロでのセリフが、3つ用意されています。

では、この3つのセリフパートをだれが担当しているか。1発目の「エジソン」は、エースまえのんで順当ですが、2発目の「ニュートン」は、もう一人の最年長リサちゃんではなく、みみちゃんが担当。で、リサちゃんは3発目の「アインシュタイン」担当となります。と、ここからも、単純な年齢主義ではなく、年次重視ということが見て取れると思います。