薔薇の迷夢

ピチレモンについて書かれた日記

オーデ合格者の引き受け数にみる事務所勢力

GYOPI2013-07-07

■最新のピチレ事務所勢力図
2011年のピチモオーディションから、新たに合格者の所属事務所が選択制となりました。2010年のオーデまでは、事務所に所属していない状態でピチモに合格すると、その人は必ず「タンバリンアーティスツ」という、ピチレ以外では名前をほとんど聞かない、無名の弱小モデル事務所への所属が義務付けられていたところ、ついに、3年前のオーデより、ルールが変更。合格者は、さまざまな一流事務所と面接の上、自分の将来の夢・希望にそった事務所に所属する道が開かれたわけです。

とにかくこうして、合格者の事務所が自由化されて、早3年。この間、2011、2012、2013と、3回のオーデが行われ、各回キレイに4人ずつ、合計12人が新たにピチレモン専属モデルになったわけですが、では、いったいどんな事務所が、新たにピチモ獲得に参入し、どれくらいの人数を引き受けるようになったのでしょうか。さらには、旧来、合格者を独占してきたタンバリンの引き受け数はどうなったでしょうか。

今日の三月の転校生では、ピチモオーディション予備校2013の特別編として、オーデルール変更後における、合格者の事務所引き受け状況と、そこから見えてくる各事務所ごとの勢力の増減をみていきます。


■一般応募は10人
ルール変更後、過去3回分のピチモオーディションの合格者は、応募時すでに事務所に所属した状態だった、2011年合格の関根莉子ちゃん&2012年合格の福原遥ちゃん以外、残り10人が、一般応募となります。オーデ当時、すでに多少の芸能活動実績のあった山崎紗彩ちゃんも、応募時は無所属。合格後にオスカー所属が決まったため、一般応募扱いとなります。

以下、こうして、りこはるを除いて、合格後に一から所属事務所を決めることになった、一般応募10人を中心に、まずは、それぞれの所属状況を確認してみましょう。


■事務所自由化後の引き受け状況

2013 日達舞  ⇒ オスカー
   鶴嶋乃愛 ⇒ オスカー
   三田美吹 ⇒ スターダスト
   平塚日菜 ⇒ ヴィジョン

2012 吉村花音 ⇒ ボックス
   石田美月 ⇒ オスカー
   山崎紗彩 ⇒ オスカー
   福原遥  ⇒ 所属済み(NEWS)

2011 中山咲月 ⇒ テンカラット
   野々宮優 ⇒ タンバリン
   楠山真緒 ⇒ ボックス
   関根莉子 ⇒ 所属済み(スターダスト) 


■引き受け数から見えてくるもの
過去3年分の合格者の事務所所属状況は上の一覧の通りです。人数的にみると、オスカーが4人と最多勢力。続いて2人引き受けたのがボックス。あとは、1人ずつヴィジョン、タンバリン、テンカラット、スターダストが引き受けています。繰り返しますが、すでに合格時に所属していた、りこはるの2人は除いてあります。

続いて、それぞれの事務所ごとに、これらの引き受け数から見えてくるピチレ内での序列・位置づけ、さらには将来の展望を解説します。


■オスカー(0→2→2)
カッコ内の数字は左から、2011年→12年→13年の引き受け数となります。すると、オスカーは、2012年から参入。しかも、12年、13年と、それぞれ合格者の半分となる2人を獲得したことで、あっという間に最大勢力となりました。

もちろん、13年組はまだまだピチモ歴1ヶ月の新人ですので、何の成果もないですが、ここでは12年組の紗彩ちゃん&石田美月ちゃんの2人に注目。

紗彩ちゃんは、ピチモになってすぐに、国民的美少女コンテストを経て、同事務所が力を入れるアイドルユニット「X21」に加入。現在では、毎週レギュラー番組に登場しています。

一方の美月ちゃん。こちらは、久しぶりの小6合格の上、翌年は、さっそく中1という歴代最年少で、ピチレ本誌の最大企画「水着ロケ」に選抜。今では、表紙候補、さらには、将来のピチモエース候補とされます。

こうしてみると、オスカーは本気でピチモを取りに来ていることが分かり、実際、事務所としても、しっかりとバックアップしています。となると、今年の新人である鶴嶋乃愛ちゃん&平塚日菜ちゃんについても、その活躍に大きな期待がかかるところ。とにかく今後、ピチレの一大勢力となったオスカーの存在感は増大するばかり。数年後には、編集部と最も親密、かつ、ピチレにとって最主要事務所となるはずです。


■ボックス(1→1→0)
11年に楠山真緒ちゃん、12年に吉村花音ちゃんと、毎年定期的に1枠を取ってきたボックスですが、なぜか今年はお休み。

思えば、ボックスとピチレ編集部との関係は、2008年オーデ出身の宮本優花ちゃんを取ったことが最初のきっかけでした。

とにかく、ボックスとしては、これまで表紙経験者がいないことが最大の弱点。あの優花ちゃんでさえ、ついになれなかったピチレの表紙に、今後、ピチモ最高身長でスタイル抜群の花音ちゃんがなれるかどうか、注目されます。


■スターダスト(0→0→1)
今年のオーデにて、ついにスターダストが、初めて一般応募合格者を取ってきました。それが三田美吹ちゃんなわけですが、現役としては、現ピチモエースの莉子ちゃんに続く、2人目の所属者となります。


ヴィジョンファクトリー(0→0→1)
スターダスト同様、こちらもオーデ一般組を今回初採用。ピチレとのつながりは、去年に非オーデで田尻あやめちゃんを取ったことによります。これでヴィジョンも、あやめちゃん&日菜ちゃんの2人を擁する事務所となりました。


テンカラット(1→0→0)
オーデ一般応募としては、2011年に中山咲月ちゃんを引き受けて以来、2年連続ゼロ採用なのが、テンカラット。そんなテンカラットといえば、編集部とのつながりは、ピチレモン最大の功労者にして最大の人気を誇った大沢あかねさんが、そもそものはじまり。まずはぜひ、さっきーにも初表紙を期待したいところです。


■タンバリン(1→0→0)
テンカラット同様、11年の野々宮優ちゃんを引き受け以来の2年連続のゼロ採用。これでほぼ完全に、今後、新たなオーデ一般合格者を採用する可能性も、なくなったと考えられます。

とにかく、2003年以降、各回ピチモオーディション合格者を、まとめて全員引き受けていたわけで、かつては、ピチレ最大勢力を誇り、それこそ、全ピチモの過半数がタンバリン所属者だった時代もありました。それが今では、見るも無残な状態。もちろん、「合格者はタンバリンに強制所属」というルールの存在が、いかに大きかったか分かるというものです。

そんなタンバリンの現状と言えば、小林玲ちゃんの1強状態。小林由理ちゃん、西村怜奈ちゃん、そして優ちゃんの登場は、最近、ほとんどなく、レイちゃんに次ぐもう一人の希望であった岡美咲ちゃんは、なんと今月で突然に卒業。タンバリンの浮沈は、もはや、SNRSとして、タンバリン組で唯一の表紙経験者レイちゃんの頑張りにかかっているといえます。


■まとめ
以上、過去3年のオーデ出身者の事務所別引き受け状況を見てきたわけですが、なによりいえるのは、ピチレモン内でのオスカーの重要度がグングンアップしてきているということ。これだけ毎年所属させているということから、そのピチレに対するホンキ度が分かります。

また、それに答えるように、ピチレ編集部としても、美月ちゃん&紗彩ちゃんにそれぞれ活躍の場をしっかり用意しており、両者とも初表紙も時間の問題とされます。

さらに、新人の乃愛ちゃんは、「新ピチモ第一印象人気投票2013」にて、総投票数の7割近くを獲得し、圧倒的な第1位。早くも「将来のエース候補」との呼び名もあるほどです。

こうしてみると、今後ますます、編集部とオスカーとの関係は、深くなっていきそう。同時に、オスカーからの非オーデ採用も、近々ありそうです。