■第5講:応募用紙の書き方
ピチモオーディション予備校の第5講は、応募用紙の書き方編です。とはいえ、今年の応募用紙を見ると分かるとおり、去年とほぼ一緒のもの。唯一、変わった点といえば、「所属事務所名の記入欄」が無くなっただけです。
もちろんこれは、第1講で書いたとおり、今年のオーデからルールが変わり、事務所に入っている人は応募できなくなったためであり、わたしたち一般応募者にとっては、全く関係の無いこと。
ということで、応募用紙の詳しい記入方法については、去年の「オーデ予備校2012」をそのまま使えますので、以下のリンクから、改めて読んでみてください。今日は「自己PR」に絞って、その上手な作り方、受かるPR作成法を詳しく解説します。
⇒応募用紙の記入方法(2012)
⇒応募用紙の提出方法(2012)
■自己PRとは
そもそも、自己PRとは何でしょうか? 簡単に言うと、審査員に対し、「私はこんなことができる」「他人に無い、こんな優れた点がある」といった感じで、自分を売り込むための文章です。
そして、このたった数行の文章によって、審査員の注意を引き、「このコに会ってみたい!」「2次審査に呼びたい!」と、思ってもらえるように、自分の魅力を伝えられれば、理想的です。
■理想的な自己PR
では、どうしたら、審査員に興味を持ってもらえるPRが作れるのでしょうか。これは、ひとえに「具体的なエピソード」が入っているかいないかにつきます。
たとえば、PR欄に「私はピチモにどうしてもなりたいです!」と書いてあったとします。たしかに、熱意は伝わりますが、それでも、どうしてピチモなりたいのか、その理由が具体的に書かれていないため、ありきたりなものとなってしまっています。
たとえば、「わたしは、誰とでも仲良くなれます」と書いてあったとします。たしかに、この「溶け込み力」は、大事なポイントですが、それでも、具体的なエピソードが書かれていないため、ホントに仲良くできるコなのか、イマイチ信頼性に欠けるわけです。
ということで、以下、理想的な自己PRを作るために必要とされる「具体的なエピソード」を付けるにあたり、典型的な5つのパターンを見ていきます。このパターンを自分自身に当てはめることによって、誰でも説得力のある自己PRを、簡単に作成することができます。
■*p4*自己PRに使う5つのパターン
1.趣味・特技・習い事から 2.部活や学校行事から 3.自分の性格から 4.将来の夢と関連させて 5.ピチモになりたいという熱意を語る
- (1)趣味・特技・習い事
- PR作成の上で、最も基本的なものです。そのため、できればありきたりな趣味や特技ではなく、人とはちょっと違ったものをアピールすることになります。関根莉子ちゃんの「マジック」や、小林由理ちゃんの「うでずもう」、福原遥ちゃんの「料理」、佐藤葵ちゃんの「少林寺」などが代表的。非オーデではありますが荒川ちかちゃんの「年間200冊読書」なんかも、すごいアピールになります。
- (2)部活・学校行事
- 「○○部のキャプテン」「○○部で部長」といったものから、「クラス委員」や「生徒会長」まで、リーダー適性をアピールするものが典型例。ただし、どうしてもみんながみんなリーダーになれるわけではないし、人数的には少ないケースでもあります。
- (3)性格
- 「誰とでも仲良くなれる」「初めての相手でも、すぐ溶け込める」「リーダーシップがある」「負けず嫌い」「ムードメーカー」などなど。で、これらを使う場合、いかに説得力あるエピソードをもって証明できるかが勝負です。実際にあったこと、体験したことを、素直に文章にすればOKです。
- (4)将来の夢
- 「女優になるのが夢」「将来的に、モデルとして活躍したい」。ピチモを、夢に近づくためのステップとして、ゆくゆくは芸能界で更なる活躍をしていきたいという人向け。山崎紗彩ちゃんなんかがこのパターンの典型で、小4から将来モデルになることを決めていました。
- (5)熱意
- とにかく「ピチモになりたい!」という強い想いをアピールするパターン。すでに述べたように、ここでは単に「なりたい」だけでは意味が無くて、その根拠を説明することが必要となります。どうしてピチモなのか。ピチモじゃなきゃダメなのか。なぜ、ニコラじゃないのか。これらが伝わるようにするといいです。審査員に、「このコはホントにピチモになりたいんだ」という熱意が伝わればOKです。
■実際に作ってみる
それでは最後に、上の5つのパターンごとに、実際にPRを作ってみましょう。基本的には、まず具体的なエピソードを提示して、その後に、それを受けて「だから○○です」「○○できます」とまとめます。
・小学では児童会長をやって、中学では学級委員をやっています ・バスケ部のキャプテンをやっています ↓ みんなを引っ張っていくことが得意です
・小学4年からピチ読で、ずっとピチモになるのが夢 ・読者モデルとして誌面に出させてもらった経験から ・ゆうみんに憧れて、ぜひ一緒にお仕事がしたい ・ずっと、あかりんファンで、同じ場に立ちたい ↓ どうしてもピチモになりたいです