薔薇の迷夢

ピチレモンについて書かれた日記

ピチモオーディション応募総数と競争率

GYOPI2012-10-08

■ピチモオーディション全20回を振り返る
ピチレモンの専属モデルを選出するピチモオーディション。1999年に実施された第1回から始まり、今年でちょうど20回目を迎えたところです。この間、初期のオーディションは年2回の実施だったところ、年1回の実施に変更があったり、合格者が「グランプリ」「準グランプリ」の2段階に格付けされていたのが廃止され、代わりに「全員平等にグランプリ」と変更されたりと、いろいろありましたが、こうして現在も、それこそ14年間もちゃんと続いているわけです。

そこで今日は、20という区切りのいい数字でもあることから、これまで行われた全部のピチモオーディションについて、各回ごとの応募総数と合格者数を基に、それぞれ「合格率」と「競争倍率」を算出し、そこから最も合格が難しかったのは第何回なのか、ランキングを発表します。


■ピチモオーディション応募総数と競争率&合格率


■データの見方
まずは表の見方です。競争倍率とは、そのオーディションで「何人に1人受かったか」を意味します。たとえば、今年のオーディションである第20回のところを見てみると、2250倍となっていますので、2250人に1人が受かったというわけです。

合格率とは、その名の通り「合格する確率」です。今年のオーデでは、0.0004パーセントとなっています。それにしても、全ての回で「0.000・・・」とゼロが延々と続いていることからも、いかに合格が難しいかわかると思います。

続いて、グラフの見方です。左の目盛が「応募総数」を表わし、右の目盛が「競争倍率」となっています。赤い線グラフが応募総数ですので左の目盛を使用し、水色の棒グラフが競争倍率ですので右の目盛を使用します。


■応募総数&競争倍率の推移
応募総数について解説しますので、赤い線グラフを見てください。ここから分かるのが、ゆるい「U」字の形になっているということです。つまり、オーデ初期の応募総数が最も多く、そこから徐々に減っていき、第11回〜13回が最低ラインとなります。その後、再び増加に転じ、ここ最近の19回と20回では、過去最多レベルにまで盛り返しました。

一方、競争率を見てみましょう。こちらは、水色の棒グラフになります。第1回から第7回まで、1000倍を切っています。第8回で一時的に大幅アップし、1400倍を超えますが、9回以降は再び低下して1000倍に届きません。その後、14回以降は着実に増加に転じ、最近の第19回&第20回では、ついに2000倍を超えました。ここから、競争率は、なだらかな右上がりとなっていることがわかります。


■応募総数と競争倍率の関連性
初期のピチモオーディション、それこそ第9回あたりまでは、応募総数もそこそこ多かったんですが、普通に毎回7人近くが合格していたため、倍率は1000倍を切っていました。

それが、第10回〜第13回の低迷期の後、応募総数が増加し始めたにも関わらず、合格者数は、逆に平均4人前後にまで絞り込まれました。よって、近年の第15回、17回、19回、20回といったオーディションでは、競争倍率が2000倍近くまで上昇してしまったのです。


■最も厳しかったオーディションは?
ということで、歴代のオーディションで最も厳しかった回はというと、応募総数9000人に対し、いずれも4人しか合格者を出さなかった第19回(関根莉子ちゃん&中山咲月ちゃん&野々宮優ちゃん&楠山真緒ちゃん)と、第20回(福原遥ちゃん&吉村花音ちゃん&山崎紗彩ちゃん&石田美月ちゃん)になります。

また、応募総数5500人に対し、たった3人しか合格者を出さなかった第15回(清野菜名ちゃん&宮坂亜里沙ちゃん&蒲田華恵ちゃん)も合わせ、この3つの回のオーディションが現時点で、最難関だったといえそうです。


■最もゆるかったオーディションは?
「ゆるかった」といっても、その競争率は500倍から1000倍あるわけで、決して簡単とはいえませんが、とりあえずランキングです。なお、第1回は17人という飛び抜けて多数の合格者を出していることからも分かるとおり、これは正式な「ピチモオーディション」ではなく、「読者モデル募集」といった意味合いのものでした。そこで、これを除外すると、第10回の600倍が最小倍率ということになります。

上のグラフや表からも明らかなように、この第10回〜第13回はピチモオーディションの低迷期。そもそも、応募総数が全部「3000」で一切の変動ナシというのもおかしな話です。推測するに、実際は3000を切っていたところ、それではあまりに少なすぎてカッコ悪いので、とりあえず3000としてお茶を濁したといったところでしょうか。

とにかく、競争率が最も低いのは、この「応募総数一律3000期」に集中しているわけです。また、第16回も6人合格を出したことで、久しぶりに1000倍をきっていますが、この2008年オーディションは、伝説の16期。現エースの志田友美ちゃんを筆頭に、卒業生の荻野可鈴ちゃん&宮本優花ちゃん&小川千菜美ちゃんと、すイエんサーでも活躍する人気ピチモが揃っています。競争率こそ低くても、その実、ものすごくレベルが高かったオーデといえます。


■まとめ
応募総数がグングン増え、競争倍率は上昇中。これは、近年のアイドルブームによる、女子小中学生の芸能界志向の高まりも1つの要因といえそうです。

しかもその一方で、これまで独自オーデをすでに10回も実施していたラブベリーと、まさに第1回の独自オーデを始めた途中だったハナチューが、揃って休刊。このため、中学生雑誌のモデルになるオーディションは、ニコラとピチレだけになってしまい、今後の競争率は、ますますのアップが見込まれます。

来年のピチモオーディションも、おそらくは9000前後の応募があり、例年通り4〜5人が合格するとして、その競争倍率は、やはり2000倍あたり。なかなか難しそうですが、応募を考えている人は、ぜひ今から準備して、がんばって挑戦してみてください。