薔薇の迷夢

ピチレモンについて書かれた日記

ピチレモンとニコラの伝統と歴史比較

GYOPI2012-06-21

■中学生雑誌ナンバーワン
「中学生雑誌ナンバーワンといえばニコラ」。これは、2006年に、ニコラの部数がピチレモンを上回って以来、すっかり定着しています。ニコラの表紙の一番上にも、「みんなのおかげで中学生雑誌ナンバーワン!」との文字が毎月入っています。

ですが、雑誌の価値は単に「部数」だけなのでしょうか。部数のみによって、優劣が決定してしまうのでしょうか。確かに「売り上げが多い=ナンバーワン」の図式は分かりやすいし、その通りなのかもしれません。それでもしかし、創刊からの「歴史の長さ」「伝統の長さ」でいえば、ピチレモンこそが中学生雑誌ナンバーワンなのです。



■何年続いてる?(伝統の長さ)
ピチレの創刊号は、1986年4月1日に発売となった5月号となります。で、現在は2012年の6月ですので、ピチレは実に「26年2ヶ月」続いているということになります。

一方のニコラはどうでしょうか。創刊は、1997年の「夏号」ということで、当初は季刊誌(年4回発行)としてスタートしたようです。とにかく、97年の6月が発行ということで、その歴史は現在「まるまる15年」ということになります。そんなわけで、ニコラは今年を記念すべき「創刊15周年」として、本誌でも盛大にアピールしているところです。



■通巻何冊発行された?(冊数の多さ)
両誌の存続年数が分かったところで、では、実際にそれぞれ何回本誌が発行されたのでしょうか。現時点での「通巻数」を比較してみます。

前述のように、ニコラは季刊スタート。ピチレも隔月誌(2ヶ月に1回発行)としてスタートしたわけで、「創刊からの期間」が、そのまま通巻数につながるとはかぎりません。ということで、両誌の通巻数は以下のグラフの通りとなります。

ピチレは、あまり大々的にアピールしなかったようですが、去年の7月号が通巻300号記念でした。管理人も、つい最近に、過去の号を見返してたところ知った次第です。で、その300号を通過点に、現在発売中の2012年7月号が312号目となります。

対してニコラは、2011年6月号が通巻150号。そして、現在発売の7月号が163号目になり、通巻数でみてみると、ピチレの約半分となっています。



■創刊号の表紙比較
最後に、両誌の創刊号の表紙を見比べてみましょう。以下の画像は、右がピチレ、左がニコラとなります。ピチレは、これまでも創刊号の表紙について何度か書いてきましたが、おなじみのマスコットキャラ「レモンちゃん」のイラストです。

対照的に、ニコラは創刊号からモデルさんが表紙。記念すべき最初の号は、画像の通り初期ニコモのエリーローズさんが表紙でした。