薔薇の迷夢

ピチレモンについて書かれた日記

ナンバーワン中学生雑誌ニコラの舞台裏

■ニコラ特集
f:id:GYOPI:20160121234542j:plain:right木曜の番組ですが、録画したものを見たところ、すごく面白かったので感想です。6月7日放送『仕事ハッケン伝』(NHK総合)。特集は「ナンバーワン雑誌の舞台裏」。売り上げトップを誇る中学生雑誌の編集部に、ザブングルの加藤さんが入社し、誌面づくりを体験するという企画でした。

もちろん、中学生雑誌といえば、今は「ピチレモン」と「ニコラ」の2誌だけです。で、このうちのナンバーワンなのは、改めて言うまでもなく後者。ということで、40分全部がニコラ特集といった番組でした。


■ファッション誌の作られ方
番組の構成としては、単に加藤さんのガンバリを追うのではなく、ファッション誌の誌面づくりが中心。どうやって雑誌が作られていくか、その編集作業の手順が分かりやすく紹介されていました。

1.リサーチ(読者アンケート集計)
2.企画立案・絵コンテ(企画を考え、ページ配置の構成)
3.編集長にプレゼン(編集長に説明しOKをもらう)
4,撮影(ニコ撮に立会う)
5.デザイン(できあがった写真に文章をつける)

■出演者
以上のような編集過程を追ったVTR中心ですが、スタジオにはゲストとして、ニコモから古畑星夏ちゃん、藤麻理亜ちゃん、藤田ニコルちゃん、飯豊まりえちゃんの4人が出演。特にニコルちゃんは、本編中でも単独で長時間のインタビューがあり、最も活躍していました。

また、なんといっても松本編集長。2006年の終わりから一貫してニコラの編集長を務めています。実は、ニコラがピチレの部数を本格的に逆転したのも、松本編集長のときだったのです。


■ピチレがニコラに勝てない理由
ピチレが白井編集長⇒脇谷編集長⇒正田編集長と、男性の編集長が基本的に短期間でコロコロ代わっていくのに対し、ニコラは、2006年以降、現在までずっと松本編集長が続けています。

また、下段のグラフからも分かるように、松本編集長が就任後、ニコラがグングンとピチレを部数で引き離しています。ということで、今日の番組を見て、やっぱり「編集長の力も部数に大きく影響している」といった感想を持ちました。


■再放送
ニコ読の人は、おそらく7月号誌面で告知があったはずで、番組を見た人は多いと思いますが、この放送を見逃したというピチ読の人も、ちゃんと再放送が来週あります。「中学生雑誌の作られ方」「ライバル誌の編集部」を知る意味で、ぜひ見てみてください。オススメです。

実は、三月の転校生でも、近々「ピチレができるまで」といったテーマで、ピチレの編集過程を時間軸で表わした記事を作る予定だったんですが、この番組を見た方が、文章で書くよりずっと分かりやすいです。

なお、今回の番組で放送された企画は、今発売中のニコラ7月号に「休み時間うけぴぃ〜ネタ!!」として実際に掲載されています。気になる人は、どんな出来になってるか確認してみてください。

NHK総合『仕事ハッケン伝』
再放送:6/14(木)午前1:40 〜2:23(水曜深夜)