ただし、愛美ちゃんのような「相思相愛」。ピチ読歴も長く、ホントにピチモになりたいと思ってた子が、非オーデでピチモになるという理想的なケースだけではありません。
現実の非オーデは、事務所の思惑、編集部の思惑、そういった大人たちの打算渦巻く不透明な部分も持ち合わせています。具体的には、「ピチレを読んだこともないタレントが、ある日突然、非オーデでピチモになる」ケースがあります。
これは、事務所側にとっては、今後、売り出したいタレントの出発点として、ピチレモンという伝統あるファッション誌のモデルにし、知名度&同年代の女の子からの支持を集めるという目的があります。
一方、編集部にとっては、将来的にその子が有名になれば、「ピチモ卒業生の○○ちゃん!!」と大々的に宣伝できます。いわゆる、先行投資です。
こうして、両者の思惑の一致により、実は、ピチレに何の思い入れも、憧れも持たない非オーデが入ってくる場合も、現実に多々あるのです。