薔薇の迷夢

ピチレモンについて書かれた日記

ピチモオーディションの本来の趣旨は?

事務所組には、「非オーデ*1」という、オーディションによらずにピチモとなる道が存在します。そんな、非オーデでもピチモになれる可能性のある事務所所属組が、一般に混じってオーディションにも応募してきて、しかも、合格枠の半分を独占する。

そりゃ確かに事務所組は、スカウトや所属オーディションを行っていることから、完成度の高い子、可愛い子多いでしょう。お仕事の経験もあるから、すぐにピチ撮になじむこともできます。知名度のある子なら、一気にその子のファンをピチ読に獲得できます。総じてプロとしての意識も高く、礼儀もちゃんとした子が多いはずです。

でも、ちょっと待ってください。ピチモオーディションは、最初っから完成度の高い、プロを集めるためのものだったのでしょうか。すぐにモデルとして使える子を集めるのが目的なのでしょうか。

いいえ、違います。ピチモオーディションは、以前は「ピチレモン読者モデルオーディション」という名前だったことも明らかなように、ごく普通の、一般の読者からモデルを選ぶものでした。

合格した、普通の女の子を、モデルへと地道に育てる。読者は、その成長を見守る。全くの普通の子が、ある日突然オーディションに受かって、やがて、人気ピチモへと成長する、エースにまで上り詰める。そういった「物語」なり「夢」ことが、大切であり、絶対に必要なのです。

*1:「非オーディション」の略。通常、ピチモになるにはピチモオーディションに合格することが必要であるが、芸能事務所に所属している者については、オーディションを経ないでピチモになるという別ルートが存在する。「非オーデ」とは、その別ルートとしてオーディションを受けずにピチモとなる手段、ならびにオーディションを受けずにピチモとなったモデルをいう