薔薇の迷路

かつて三月の転校生と呼ばれていた日記

有利3:場慣れ

事務所に所属する際に面接を経験。また、事務所の紹介するオーディションに、しょっちゅう応募しているわけで、とにかくオーディションについて慣れています。2次面接において、「緊張して自分らしさを出せない」「オーディションって初めてで、雰囲気に飲まれちゃった」といった感想をもらすことの多い一般応募者と比べ、場慣れしている事務所組は、普段どおり実力を発揮できます。


■有利4:レッスン&お仕事経験
3才から子供モデルとしてお仕事をする松井さやかちゃん。ニコプチで読者モデルとして人気を誇った勝呂玲羅ちゃん。ハナチューでモデル経験のある黒田真友香ちゃん。プロの現場を知っている、撮影の勝手を知っているといったこれらの実績は、オーディションにおいて、即戦力モデルとして、大きなアピールポイントとなります。

さらに、事務所組は、レッスンを受けている子がほとんど。「演技」や「ボーカル」、「ダンス」に「ポージング」から「芸能界における基本的なマナー」などなど、さまざまなレッスンを受け、ある程度それらを身に付けていれば、オーディション合格後、すぐにモデルとして使えます。


■有利5:模擬面接
ピチモオーディションの2次審査には、面接があります。そこで、事務所所属者については、オーディション本選前に、事務所のスタッフやマネージャーが面接官役となり、実際の面接を再現することもあります。本番で想定される質問を行い、これにどう答えるか。さらには、態度、姿勢、声の大きさ、礼儀などもチェック。そして、再現面接終了後に、各自の良かったところ、悪かったところが指摘され、本番に向け、修正していくことになります。


■結論
以上みてきただけでも、一般応募者に比べ、事務所に所属している人は、格段に有利であるというこが分かると思います。って、それもそのはず。事務所としては、所属タレントがオーディションに合格し、新たにお仕事を取ることが出来れば、実績になります。さらに、そのタレントが、オーディションをきっかけに有名になれば、万々歳。まして、そのオーディションが、小中学生に大人気の伝統あるファッション誌『ピチレモン』のモデルだったら、なおさら力が入るところ。なんとしても、「自分のところのタレントをピチモにしてやろう!」と考え、バックアップすることでしょう。

こうして事務所組は、なんのバックアップも、知識も、経験も無い一般応募組に混じって、同じ土俵でオーディションに参加するのです。結果として、一般組を押しのけて、事務所組が毎年必ず1人以上合格するのも、必然であることがわかっていただけたかと思います。断言しますが、ピチモオーディションにおいて、絶対に事務所組は有利なのです。


■一般応募者の不利をなくすために
どうですか? これでも一般読者の応募と事務所所属者とで、全く公平、全く不利はないといえるのでしょうか? 最初に引用したように、2月号60ページにおいて、編集部のみゃあ氏が「不利はない!」なんて、いい加減なことを書いています。一般読者を安心させようとしてるんでしょうが、こういうウソは、ものすごく問題です。

今日は徹底的に解説してみましたが、それを待つまでもなく、ちょっと考えれば小中学生にだって「事務所が有利」なことは、わかります。ピチレモン編集部は、まずはこの「事務所有利」の事実を認め、その上で、一般応募者がオーディションにおいて不利にならない制度に改めるべきです。


■事務所組排除のススメ
具体的には、一刻も早くピチモオーディションの応募条件に、ニコラように「応募時に芸能事務所に所属していないこと!」という条項を加えること。こうして、なによりまず、オーディションの応募者から、中途半端なプロである事務所所属組を排除することが必要です。なぜなら、事務所所属者には「非オーディション」という、オーディションによらずにピチモになる方法がちゃんと用意されているのですから。

事務所に所属している人は、非オーデでピチモになる。事務所に所属していない普通の読者は、オーディションを経て、ピチモになる。こう住み分けすることで万事、公平が担保され、だれもが安心してピチモオーディションに応募できるようになります。


■脇谷編集長へ
現編集長は、就任まもなくオーデの募集準備が始まったことも有り、応募条件等の見直しにつき、じっくり検討する時間は無かったことと思われます。単に、前例を踏襲し、とりあえず例年通り、同じ応募条件にしたのだと思います。

よって、この「ピチモオーディションから事務所組を排除」といった改革を、来年、すなわち2011年の第19回オーディションから実施することを、ぜひぜひ検討してほしいと思います。