薔薇の迷路

かつて三月の転校生と呼ばれていた日記

「事務所に所属していると有利」は真実である

GYOPI2010-02-23

■ピチモオーディションQ&Aより
ピチレモン2月号の60ページに載った「ピチモオーディションQ&A」。これは、読者によるオーディションに関する疑問に、編集部が答えるという特集です。

で、そんな中に、ちょっと気になる回答を見つけました。それが、以下の「事務所に所属している人は有利か?」という質問に答えたもの。

「事務所に所属していないと不利」といわれますが、そんなことはありません
(ピチレモン2月号60ページ)

ようするに、編集部がいうには「事務所に所属している人も、していない人も、全く平等。一切の有利不利は無い」とのこと。でも、ホントでしょうか?

実は、この回答には”巧妙に仕組まれたウラ”があります。この回答は、明らかに”ウソ”であると断言できます。そこで今日は、一般応募に比べ、事務所所属の応募者が100%有利であるといえる事実と証拠を提示しつつ、上記回答のウソを証明してみます。


■ピチモオーディションの応募経緯
まずは、応募方法のおさらいから。ピチモオーディションの応募には、2種類あります。1つが「一般応募」。これは、わたしたち芸能活動経験の無い、いたって普通の読者が、ピチモに憧れ、オーディションに応募するもの。ほとんど大部分の応募者がこちらに該当します。合格者でいうと、具体的には、前田希美ちゃんや黒田瑞貴ちゃん、清野菜名ちゃんをはじめとするタンバリンアーティスツ所属者全員。

対して「事務所経由応募」。こちらは、すでに応募時点で芸能事務所に所属している人が、その事務所の指示によって、もしくは、事務所に許可をもらって応募するものです。こちらは、全応募者のうちの、ごく少数となります。具体的には、松井さやかちゃんや、小川千菜美ちゃん、去年のプラチカコンビ勝呂玲羅ちゃん&黒田真友香ちゃんなどなど。

では、この「一般組」と「事務所組」、いったいどちらの合格率が高いでしょうか。


■「一般応募」と「事務所組」の合格率
あなたの学校に、芸能事務所に所属している人はいますか? おそらく、いないか、いても1人・2人とか、だいたいそんなものだと思います。しかも、地方になればなるほど、その割合は減っていきます。

ようするに、ピチモオーディションの全応募者に占める、事務所所属者の割合は、一般応募に比べ圧倒的に少ないのです。

にもかかわらず、実際の合格者はどうでしょう。先月の日記(参考:合格者の事務所所属状況)で書いたように、2009年は全合格者の50%、2008年は20%といった具合に、毎年必ず事務所に所属している人が合格しています。

このように、応募者のうち、ごくわずかであるはずの事務所組が、毎回必ず一定数合格する。これは、なぜでしょうか?


■事務所組は有利
もちろん「事務所に所属していると有利」だからに他なりません。でなければ、これだけ毎年事務所組が合格する理由が説明できません。では、なぜ有利なのか。以下、「事務所組有利の法則」を検証していきます。


■有利1:宣材写真
事務所に所属するタレントが、その事務所の紹介する様々なオーディションに応募するときに、応募用紙に貼る写真。または、事務所に所属するタレントが、お仕事として雑誌やネット出るとき、その端っこにプロフィールといっしょにちょこんと載る顔写真。これらが、各タレントの「宣材写真」といわれる写真です。

また、各芸能事務所は「タレントファイル」と呼ばれる、所属タレントの「カタログ」を発行しており、これに掲載する写真でもあります。とにかく、宣材写真とは、事務所が所属タレントを売り込むために用意する、様々な場で用いられる「公式写真」といえます。

そして、当然に、この宣材写真は各タレントを売り込むための大切な道具ですので、事務所としては、力を入れて撮影します。具体的には、スタジオや、ちゃんとしたセットにおいて、プロのカメラマンが撮影し、そのタレントが最も魅力的に見えるよう、ポーズや表情なども考えて作られます。

こうして出来あがった宣材写真は、もちろんピチモオーディションの応募に用いられます。それが、ピチレモン2月号の「募集のお知らせ」ページに載った勝呂玲羅ちゃんの実際の応募写真。ひと目見て、写真スタジオて、プロに撮られた写真であると分かると思います。

ということで、一般応募者の用いる、親や友達など写真のシロウトに、安いカメラで撮られた写真と、事務所組の用いるプロに撮られた写真。明らかに、後者の写真のほうが審査において有利に働くといえます。


■有利2:事務所が添削
「ピチモオーディションに応募したいんですけど、応募用紙の自己PR文はこんな感じでいいですか?」。書類に書き込む「自己PR」や「コメント」などは、当然事務所のスタッフやマネージャーがチェックし、場合によってはアドバイスや添削も行います。事務所のスタッフは、それこそオーディションのプロですので、合格しやすい文章、審査員受けする文章の書き方を知っています。こうして、一般応募者の自分だけで考えた自己PRと比べ、明らかに完成度の高いPR文ができるのです。