2006年の第14回オーデ以来、年1回に統一という大変革がなされたピチモオーディション。それが今年は、またまた変化。なんと、これまでの「正グランプリ」「準グランプリ」といった「合格者の格」を廃止し、合格者全員が「グランプリ」となりました。
とはいえ、第15回の出身三者(宮坂亜里沙・清野菜名・蒲田華恵)の、その後の活躍から一目瞭然。明らかに宮坂優遇。つまりは清野・蒲田は、実質的な「準グランプリ」扱いであるといえます。
有名無実なこの「変革」は、まさに「悪しき横並び」に過ぎません。無理に全員を「グランプリ」として呼称を統一しても、当然に全員を「旧グランプリ待遇」できるはずもなく、さっそく矛盾を露呈してしまいました。ハッキリと、この「準グランプリ廃止」は、失敗であると断言できます。